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SammysーWebインタビュー②

SammysーWebインタビュー

~至高の先~

平澤 裕樹氏×Sammys

北海道の釣り総合誌「North Angler’s」の編集長である平澤氏との対談インタビュー

「釣りをする人たちを“つり人“と名付けたのは弊社。皆さんに面白いと思ってもらえる記事を書き続けたいですね(平澤)」

 

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S-(私が)平澤さんに初めてお逢いしたのは「North Angler’s」2014年新年特大号での取材。Sammysの思いを汲んで書いて下さって・・特に書き出し、身震いするくらい本当に感動しました。

 

平-「ありがとうございます。読者の方に最後まで読んでいただくには、書き出しがとてもだいじです。最初の数行はとても気を遣います。そこで興味を持っていただかないと、最後まで読んでくれない可能性があります。

また、取材をする前に、取材対象者のことを知っておくことも重要です。そして、どういう中身にするか、ある程度考えてから取材に臨みます。(前記の記事の場合)Sammysさんの名がどのようにして道内に知れ渡ったか。そのきっかけなどを事実に基づいて調べました」

 

S-その愛情いっぱいの表現本当にありがたかったです。あとあの時、本当は新発売の製品のみを記事にして頂くという内容だったのですが、急きょこれから復活発売予定のディープストリームも取り上げていただいて。

 

平-「編集者としてだけでなく、いち読者の立場からもディープストリームはとても魅力的に映りました。きっと、このルアーは読者の方も興味があるだろうと思い、当初の予定(MSPがメイン)からルアーを2つ紹介することになりましたよね」

 

平澤氏     

  ~(こちらは数年前のモンゴル取材時のお写真をお借りました。平澤様とご一緒された方のご釣果ですが、ご自身事のようにお喜びされ感動されるピュアな一面が魅力的な誌面を作られる原動力なのでしょうね。)~

 

S-つり人に寄り添いつつも、公平なスタンスで、かつ魅力的な文章で発信。そのバランスって難しくも醍醐味かと思いますが、釣りがお好きならではですね。

 

平-「生まれも育ちも札幌で、小~中学生の頃は近くを流れる琴似発寒川に自転車でよく行きました。ねらっていた魚はヤマメです。橋の上から近所のおばさんに「今日は釣れてる?」と、よく声を掛けられましたね(笑)。夏場は頻繁に釣行していました。

中学に入ると釣り雑誌に投稿するようになりました。釣りも好きでしたが、文章を書くことも好きで。昔から何かに興味を持つと、そのジャンルの雑誌や書籍などを読み漁り、知識を深めることに満足感を覚えました。

そうして、私が大学生のとき『North Angler’s』が創刊されました。もちろん、ノースにも投稿しましたね。そうそう、読者プレゼントも当たりました(笑)。4号に求人募集が出ていて、面接してもらったら受かりました」

 

S-え!それから現在に至るですか?

 

平-「そうです。5号から編集に携わっています。当時は大学4年。1年間はアルバイト勤務で、無事卒業してから正社員になりました。それから一人暮らを始めましたが、部屋にいるのは寝るときだけ、といった感じ。覚えることがいっぱいあって、仕事に没頭せざるを得ませんでした。

1年間はテレビなし、ガスコンロなし、冷蔵庫なしの何にもなし生活(笑)。でも、特に不便は感じなかったですね。寝床もしばらくはキャンプ用のシュラフ。とはいえ、3年後くらいに兄からテレビ、先輩から冷蔵庫をもらったときはうれしかった(笑)」

 

S-まるで作家さんやタレントさんの下積み時代さながらですね。

 

平-「ノースは来年で20年目を迎えます。今、振り返ると最初の10年は本当にあっという間でした。お陰様で2008年7月号(通巻55号)から月刊誌になり、それまで以上にノースの認知度が上がり、忙しさも倍増しましたが、いろいろな方の助けがあって現在にいたります」

 

S-(岡クラフトの)岡さんが言っていましたが、平澤さんがアルバイトされていた当時、平澤さんは文筆家らしく美少年で、こんな華奢な人がタフさが求められる釣り雑誌で長続きするのかな? って心配なさっていたそうです。でも今では編集長ですものね。

 

平-「アハハ。昔はそんなこと、よく言われましたね~。当時から比較すると、今は図々しさも体重もアップして、以前からお世話になっている方には‟別人“みたいと驚かれます(笑)。

Sammysさんは10年の節目を終え、20年目をめざす充実期ですね。これからも、いろいろなことがあるでしょうが、頑張ってください! 広い北海道には、まだまだ可能性があると思います」

 

 


語り手<平澤 裕樹氏>

1975年、札幌生まれ。1999年、つり人社に入社。101号から「North Angler’s」誌の編集長を務める。『鮭鱒鮃』シリーズや『根魚北海道』など、North Angler’s COLLECTIONも担当。学生時代からトラウトルアーの釣りを好み、特に支笏湖と島牧は昔からよく釣行しているフィールドで思い入れが強い。

 

聴き手<サミーズMeg>

Sammys業務スタッフとして日々奔走。今回は2017年3月4日(土)札幌市東区の釣具店オーシャン21様のイベント「ルアーショー札幌」ブースでお逢いした平澤氏との立ち話をピックアップさせて頂きました。

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